チャンピアン・フルトン「Birdsong」プレスリリース 訳
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チャンピアン・フルトン「Birdsong」プレスリリース 訳 Translated by Hide Tanaka
ニューヨークを拠点とするピアニスト、ボーカリストのChampian Fultonが待望のニューアルバム「Birdsong」のリリースを発表しました。
チャーリー・パーカー生誕100周年に捧げられた「Birdsong」は、チャンピアン長年のオリジナルカルテットメンバー、ベーシストHide Tanaka、ドラマーFuku Tainaka、そして彼女の父親であるStephen Fultonのフリューゲルホーンに加え、ゲストアーティストには著名なサックス奏者Scott Hamiltonがフィーチャーされています。
「Birdsong」は、チャーリー・パーカー生誕100周年の前日の2020年8月28日に世界中でリリースされます。
チャーリー・パーカーの音楽は、チャンピアンの人生の始めから重要な役割を果たしてきました。
彼女の父親であるスティーブンは、彼女がまだ母親のお腹にいる頃から、彼女が産まれる時には「この世の中で最も美しい音楽」と共にこの世界に来ることを現実にしたかったのです。
彼にとってその音楽とは、「チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス」でした。(このセッションでは、プロデューサーのノーマン・グランツが、オーケストラとのレコーディングを望むバードとの長年の願いを叶えました)
スティーブンはそれをカセットテープに録音して、妻スーザンの妊娠中ずっとそれを聴かせていました。
その音楽はチャンピアンが最初にこの世界に産まれ出た時に再生され、将来ミュージシャンとなるチャンピアンが母親の腕に抱かれ最初に聞こえた音楽でした。
チャンピアンがミュージシャン、パフォーマーとして成長するにつれ、「バード」と彼の音楽に対する彼女の親近感も高まります。
また特に彼女は生まれ故郷が同じエリアだったため、パーカーとの親近感を感じていました(米国の南西部ノーマン、オクラホマ) 「ジャズはかつて地方の音楽でした」と彼女は言います。
「そして私はその南西部のジャズの伝統に非常に親近感を感じています。 それはスイングへのこだわりや、楽しさ、本能的、そして同時に知的な音楽へのアプローチに関連するような、その無形の何かです」 その鮮明なソウルは、おそらく彼女の中で最も遊び心のあるこのアルバム「Birdsong」に輝いています。
「Birdsong」は、チャンピアンとスコットハミルトンとの二作目のコラボ(前回はライブレコーディング)であり、彼らにとって最初のスタジオレコーディンとなりました。
この二人のコラボは2017年、スペインでのライブコンサートにて初めて実現されました。それは、Blau Recordsによって「The Things We Did Last Summer」としてリリースされています。
二人はそれいらい気が合う友人として連絡を取り続け、2019年夏には、彼が10年以上住んでいる中世のようなイタリアの村、トスカーナのチェルタルドにてスコットと話し合い、このアルバム「Birdsong」の実現に関して具体的な計画を立て、その実りがこのアルバムとして完成しました。
チャンピアンとスコットは、Birdの曲を詳しく調べ、彼が書いた、または彼を有名にした数々の曲を吟味し、最終的に11曲までに絞り込みました。 「彼のオリジナルだけでなく、これまでに録音された最も美しい曲の1つだと思う彼のレコーディングに焦点を当てたかったのです」とチャンピアンは言います。
ドラマティックなメロディー、ロマンチックな歌詞、冒険的なコードチェンジ」
チャンプアンによると、アルバムオープナー「ジャストフレンド」はスコットと堅実なリズムセクションの見事な融合であり、お気に入りの曲の1つです。
このパーカーの大ヒット曲である「ジャストフレンド」はバード自身も個人的にお気に入りのレコーディンの1つであるとよく言っていました。
その他のハイライトは、メロディックなお気に入りの「ヤードバードスイート」、トリオでの演奏「カジモド」(オリジナル曲のエンブレサブル・ユーとチャンピアンのお気に入りのバードヘッドの対比)、美しい解釈での“This Is Always”。
「Birdsong」は、現代のジャズシーンで最も明るい新星の1つとみなされているChampian Fultonのキャリアマイルストーンです。
これは彼女の12番目のアルバムリリースであり、昨年絶賛された11番目のアルバム、Duo with Cory Weeds、Dream A Little(Cellar Live)のすぐ後に録音されました。
彼女は第67回ダウンビートマガジンの批評家投票でライジング・ジャズスター、ボーカリストとして認められ、またボーカリストおよびピアニストオブザイヤーとして2019 Hot House Magazine&Jazzmobile NYC Readers Jazz Awardを受賞しました。 彼女の「刺激的な存在感」(The New Yorker)と彼女の魅力的なプレゼンテーションは、彼女を「主流ジャズ伝統の魅力的な若い案内人」(New York Times)にしました。
チャンピアン・フルトンはこの「Birdsong」によって、アーティストとしての彼女の人生において不可欠な役割を果たしてきたこのビッグなミュージシャンに敬意を表します。
それに加え、彼女はチャーリー・パーカーの音楽を若く新しい世代の聴衆にも公開し、彼の生誕百年の今でもバードは時代を超え生きていることを証明したいと考えています。