Meet Me at Birdland OUT April 7 (Japanese Translation)
MEET ME AT BIRDLAND / ALBUM RELEASE DATE APRIL 7, 2023
Publicity: Lydia Liebman Promotions // lydia@lydialiebmanpromotions.com (1)570-730-5297
評価の高いジャズ ピアニスト兼ボーカリスト、チャンピアン・フルトンのニューアルバム「Meet Me at Birdland」(バードランドでのライブ録音)が、きたる4 月 7 日に発売されます。
ニューヨークを拠点に活動する彼女の渾身を込めた作品となっています。
2003 年にニューヨークシーンに登場して以来、フルトンはその落ち着きと、惹きつけられる魅力で称賛されてきました。
彼女のライブ パフォーマンスは、多彩で透明な声の質と、みずみずしいピアノタッチにより際立った輝く雰囲気を創り上げています。
このアルバムは2022 年 9 月、バードランドでの4日間から集められたものです。
この4日間のライブでは、ほとんどの曲は繰り返されることもなく、普通のライブのように進行しました。
そしてその中から彼女自らピックアップした曲を集め今回彼女のリーダーとしての16 番目、「Meet Me at Birdland」という洗練された ライブアルバムとなりました。
2015年、スコット・ヤノウは、彼女のアルバム「Change Partners」発売の際、「フルトンはレコーディングごとに毎回成長している」と評しました。
現在ではすでにベテランとなった彼女の今回の音楽メッセージは、洗練されたスタンダードのコレクションに高められた新しい作品と共に、幾つかインストルメンタルだけのオリジナル曲も散りばめられています。
彼女は息のあったメンバー、ベーシスト、田中ヒデ、ドラマーの田井中フクシと共に叙情をそそぎ込み一緒に舞い上がっていきます。
アルバムのオープニングはバードランドのオーナーであるジャンニ•ヴァレンティのライブミュージックを応援してくれている聴衆への感謝から始まり、そのままリスナーを引き込んでいきます。
フルトンは最初の「Too Marvelous for Words」からフルスィング、リズムセクションと素晴らしいインタープレイを繰り広げていきます。
全ての曲に込められている彼女の「愉しさ」はアーティストとしての彼女の最も本質的な使命となっています。
この高揚感あるスピリットは、きらめくインストゥルメンタルとリズミカルなオリジナル「Happy Camper」によく現れています。
ドラムのタイナカは、巧みにメロディックに鋭く絡みながらとても楽しんでいます。
フルトンは常に楽しく陽気に満ちていることで知られていますが、「It's Been A Long Long Time」などのような、もの思いに耽る曲では、その心を真剣にじっくりと歌い込んでいます。
1935 年の曲「Every Now and Then」はもう 1 つの例です。フルトンは非常にゆっくりとしたテンポをとり、彼女のピアノは単に彼女の歌の伴奏ではなく、それだけで独立した存在感を持っています。
「I Didn’t Mean A Word I Said」は、フルトンのピアノが持つもう1つのユニークな典型となっています。彼女は聴衆の拍手を浴び笑いながら楽しんでいるようです。
「Spring Can Really Hang You Up the Most」でリスナーは、彼女の緩やかな速度と強弱に自然に共感するでしょう。
ジャズの伝統に対するフルトンの想いは、「Evenin '」ではっきりと明白になっています。 味わいと遊び心のあるこの曲は、1930 年代のカンザスシティ ジャズの即興的なビバップ スタイルを再現しながら、それぞれのメンバーのソロをフィーチャーしています。
カウント・ベイシー、エロール・ガーナー、ファッツ・ウォーラー、クラーク・テリーは彼女のジャズヒーローであり、フィニアス・ニューボーンのインストゥルメンタル曲「Theme for Basie」、ブルージーなインストゥルメンタル曲 「I Don’t Care」、全体を通して今回のアルバムで彼女は彼らに敬意を表しています。
アルバムのライナーノーツで、グラミー賞を受賞したジャズ研究者のリッキー・リッカルディは、エロール・ガーナーを愛情込め呼び起こすことができる数少ない現存するピアニストの 1 人としてフルトンを挙げています。
知識、能力、手腕と揃っている彼女は、息をのむようなスタンダード「I’ve Got a Crush on You」を新鮮な親密さで再発見し、ワルツで静かに始まった「Just Friends」は途中4/4でスイングし、また内省的なワルツに戻ります。
エンディング曲「I Only Have Eyes For You」を紹介するとき、フルトンは「すべてのセットはまったく違って、私にも何が起こるかはわかりません。だから明日も来てね」とアナウンス。(彼女のステージは毎回曲も違い、アレンジも違ったりする事もあり、リピーターが多いのです。4日間全てのセットに来てくれたお客さんもいました。ヒデ)
声域のすべてを駆使し、ピアノ全てのキーを駆け巡る彼女の輝き溢れた音楽を浴び続けましょう。